「周遊切符、サンライズ瀬戸で行く、四万十周遊の旅」(2013.3.2〜5)

 

 「扉」。

 それはそれぞれ異なった空気が満たされている空間と空間を隔て、空間の個性を強調する。
そして、人々は、自宅の扉、学校の扉、会社の扉、コンビニの扉など様々な扉をくぐり、空間を行き来する。

 今日くぐる扉の向こうはどんな空間なのだろうか。
扉の向こうの知らない空間へ行く思うと、期待と不安で胸の鼓動が早くなる

 ドキドキ・・・。


 2013年3月2日の夜。僕は東京駅にいた。くぐったことのない扉をくぐり、知らない空間を知るために。
22時の少し前、静かに扉が開いた。つまり、知らない空間と自分のいる空間の隔たりが無くなったということだ。3月の外気の寒さとドアの向こうの知らない空気が、扉付近で混ざり合い、もやもやと視野の一部を歪ませていた。 

歪む空気へいざ。僕はそこへ足を踏み入れる。
向こうの空間は、東京駅のギラギラした蛍光灯の白色ではなく、落ち着いた色の照明で照らされ、安らぎを覚える。僕の行くべきところは、広くはないが、寝転がるには丁度いい空間が用意され、不安のドキドキは消えさった。期待とこの空間が提供してくれる楽しみで胸がドキドキし始めた。

 わくわく・・・

空間は、所々で扉を開き、開く度に違う空間と混ざり合い、僕と同じように人が入ってくる。
この空間の個性はなんなんだろうか。窓の外、流れる光を眺めながら考えているが、答えが出ないのはわかっている。

 うとうと

眠くなってきた。寝よう。
この空間の扉をくぐる時は決まっている。その時には外の空間も大きく変わっていて、空間の個性を体で体験して個性を理解出来るだろう。

 おやすみなさい。

 どれだけの空間が混ざったのだろう。
夢の中にいたため、それはわからない。ただ、わかっているのは、もう僕がその扉を出る時が来た事だけ。日が昇り、窓から日が差して夢とさよなら。さぁ、扉をくぐろう。知らない世界を知ろう。東京駅では知らなかったこの空間を、居心地のいい空間として僕はもう知ってしまったから、知らない次の空間を知りに行こう。

 暖かい空間から、少し寒い空間へ。
そこは、外だった。外でも東京とは全然違う空気を持った外だ。肌で感じる、空気の違い。

深呼吸をしてさっきの空間の意味を理解した。

僕をやさしさで包みながら運んでくれたんだ。
いや、知らない空間を教えてくれるているんだ。
この空間は決して誰でも知ることができるわけではないから。

扉をくぐり、知ろうと志を持つ者だけ、この空間に出会え、
そして教わり、それをさらなる出会いのきっかけとしてくれんだ。


僕は今、四国にいる。





 ということで!
前置きが長くなりましたが、寝台特急サンライズ瀬戸に乗って、四国に行ってきました!!

 きっかけとなったのは、とあるひとつのニュース。

”「周遊きっぷ」の発売終了について” (PDFはこちら

そう、周遊きっぷの終了です。
2013年3月31日に発売を終了します。(終了しました。)

ウィキペディアによると大正15年(1914年)くらいから原型のきっぷはあったみたいなので、
約100年の歴史に幕を閉じるということです。

そうとなったら、自称乗り鉄の自分が、この切符を使用しないまま終わっていいわけないだろう!と、思い、
行動に移ったわけでございます。

行けるところは何箇所か(北海道の道南ゾーンとか)あったのですが、
休みが2日しかないことと、あまり行った事のない方面であり、寝台特急でいけ有効に時間を使えると言うことで、

「四万十・宇和海ゾーン」の周遊をすることに決めました!
 
  →周遊きっぷって何?(説明)



【四万十・宇和海ゾーンの乗り放題区間とサンライズ瀬戸運転区間】

   
 
紫色の線の土佐くろしお鉄道(中村線、宿毛線)、
水色の線のJR四国線
緑色の線の宇和島自動車バスが乗り降り自由となります。
もちろん、ゾーン内なら特急にも乗れます。 
  
 今回の場合、サンライズ瀬戸に乗って四国入りしたので、
坂出から特急列車を使って、松山に向かい、ゾーンをぷらぷら、高知に抜けて、坂出に戻る経路をとりました。

 2013年3月2日 21:47 東京駅 9番線にサンライズ瀬戸 入線

 

 

 
 その扉が開きました。
これに乗っちゃえば、四国へガタンゴトン!

 22:00 サンライズ出雲・瀬戸 発車!

 乗ったのは、ノビノビ座席と言う、寝台ではない雑魚寝するようなところ。
人が一人寝転んで、寝返りをうてる程度。
隣との境は、頭の部分にあって、半分以上はつながっている。
ここを、すべて塞いでしまったら相当圧迫感があると思うのでつながっていいかと。
変な人が隣に来ない限り、普通にまったりできると思います。


サンライズ瀬戸は5号車がノビノビ車両。2階立てになっています。
通路はすれ違うのがやっとな幅。


2席分の座席。下はカーペット。
照明と読書灯。コップ付きで、コップ置き場もあります。


各席に薄い布団と、枕カバーのようなシーツ。


座席の並び。
A、B席は1階。C、D席が2階です。


シャワーもあります。


シャワー1回合計6分、300円。
サンライズオリジナルタオル・歯ブラシセットは200円
車掌から購入となります。


シャワーの説明。


と、サンライズ散策も楽しみ、
翌日の旅行を妄想しておやすみなさい・・・




 3月3日

 ガタンゴトン タタァン ガタンゴトン タタァン タタ
 ガタンゴトン ゴトン ガタン ゴト ガタガタ 
 タタァン・・・

 鉄路を進む音のみが聞こえてきます。

速度を上げて、落として、またあげて。

僕を四国へと近づけてくれてます。



ふと目が覚めれば、そこはもう岡山県。
山陽道と並走して、山間を走ります。
窓の外が明るくなってきました。

岡山駅に到着し、
一緒に走ってきたサンライズ出雲とはここでお別れ。
分割されて、サンライズ瀬戸は徳島県高松に。
サンライズ出雲は島根県出雲市まで、それぞれ人を乗せて向かいます。

岡山を出発すると、唯一鉄道で四国へ渡れる瀬戸大橋へ。







サンライズからのサンライズ(日の出)!


そして、3月3日22時に発車して、
3月4日7時8分に坂出に到着!

四国に上陸!

高松までは行かないで、坂出というところで降ります。





坂出から特急に乗る予定でしたが少し時間もあるということで、
途中下車でもしようかなっと思ったのですが・・・



うおっ!
この乗車券(東京から松山)では、降りられない!計算外だ・・・
まぁ、仕方ないとして、適当にぷらぷら普通列車に乗ってしまいました。

3月3日7時24分 普通 多度津行き
乗車



宇多津をスルー



丸亀で降車!
うどん食べたい!うどん屋営業してない・・・

ということで駅前をぷらぷら



むむむ?


駅前でパンとお菓子やらを購入して、
いよいよ、丸亀から特急に乗車!

いしづち5号 8時05分 松山行き!







 1号車の半分は指定席、もう半分は自由席。




瀬戸内海を望む車窓



丸亀で買った、アンパンマンパン。
JR四国はアンパンマン推しです。




喰らいます。




アンパンマン 新しい顔を・・・


10時05分 松山駅到着




坂出から松山



ここで松山を観光!

坂の上の雲や坊っちゃんの舞台で、ぷらっとするだけで歴史を感じられます。



路面電車がばんばん走っています!

電車に揺られ、松山城へ。
城下からリフトで天守閣を目指します。



ぶぃーん




リフト降りてとぼとぼ。
お城!




途中の茶屋でうどんをずるずる!
四国といったら、うどん!
じゃこ天うどぉーーん。



天守閣いくぞぉー



そして、天守閣へ。
いい眺めだー。

城下を望むとはこのことですな!


城を後にして、
道後温泉へ。


いい雰囲気の一味違った温泉です。
ここも、歴史があっていい!
そして、まるで、千と千尋の神隠しの世界!


路面電車で松山駅へ帰ります。

そして、
松山駅から


14時27分 特急 宇和海17号 宇和島 行きに乗車



(撮影は宇和島駅にて)



ばいきんまん!




松山駅で買ったあなご飯をぱくぱく
鉄道地図を眺める〜♪


 

予讃線に乗っているのですが、
特急は向井原から山間部を通り、内子線を経て伊予大洲に付きます。

なぜ、山間部を通るのか、内子線、予讃線の秘密へ

そして、
山間を抜ける車窓を楽しんで〜♪




15時51分 宇和島駅 到着







そして、宇和島で何もするでもなく、
宇和海17号降車後、9分で

16時00分 宇和島自動車 宿毛(すくも)行きに乗車



こいつにお世話になります。
これも、周遊切符で乗れるのです(^^)



宇和海?の眺めを眺めつつ〜




 高知県の看板をとろうとして失敗!
高知県へ突入です!

バスに揺られ、
車窓を眺め、寝て、うだうだと約2時間!

17時51分に宿毛駅到着!



 お世話になりました!







 駅前ぷらぷら 
パーマネント野ばらぁ!




宿毛駅、滞在20分で次の列車に〜




3月3日ももう夕暮れです


そして、
第3セクター土佐くろしお鉄道宿毛線!




小京都 中村!



そんなところに中村!



車内。

これに乗って、
「中村駅」を目指します!




ばいばい、宿毛〜

そして、
18時43分 中村駅 到着!


中村!


中村の改札!


意外に綺麗な中村!


駅前の地図!
中村ばっかし!


中村城跡もございます!
見たかったぞ、中村城!

そして、
中村の民宿にて宿泊!

近くの路の駅のようなお土産やで惣菜を買ってご飯!



焼きかつお!
でかぁ!かたっ!でも、うまぁ!
ビールで、乾杯。おやすみなさい!


3月4日


泊まった、宿。
それは、



民宿 中村!!


中村駅→



今日は、こいつにお世話になります!

3月4日8時13分 中村駅 窪川行 出発!






土佐くろしお鉄道中村線がことこと行きます。



土佐くろしお鉄道中村線もおもしろくてですね、
終点、窪川駅の手前、荷稲と若井の間にループがあるんです!

その、ループあたりの楽しい説明へ

話は、戻って
中村から列車に乗り、ループして、

 9時17分 窪川駅 に到着しました!



四国といったらら八十八箇所めぐりだろう!
ということで、寺に行くことに♪

窪川から徒歩で行ける近くの寺へ。


四国第三十七番零場


岩本寺!


境内!


御朱印!

あと、八十七箇所巡らなければですかね・・・!


そして、窪川に戻り、

JR四国 予土線 宇和島行き 10時4分発車 に乗車



ここから、また先ほどのループ付近を通るわけです。
ループせずにそのまま、予土線方面へと向かいます。

トンネルを抜けていくとー、




雄大な四万十川と共に走ります。

そして、10時49分 半家駅に到着!



そうなんです!
半家は はげ と読みます(笑)

はげ!


はげえき!





はげへの階段です・・・
登りたくないよ・・・


ぷらぷら半家駅を9分遊んで、

10時58分発 窪川行 のホビートレイン!


海洋堂プロデュース!


(窪川駅にて)


(車内)中にはフィギュアがずらっと!

11時47分 再び 窪川駅 到着!






駅舎から普通に線路を渡って行き来する駅員さん!?


11時57分 あしずり6号 高知 行き







太平洋?を望んで走ります〜



13時03分 高知駅 到着!



改札をでると、竜馬がお出迎え!

どーん。


駅前でうどんを食べました。
おしゃれな、うまうまですた♪
その日採れた野菜だとか!

続きまして、
高知 14時13分発 岡山 行き 南風18号!



これも、アンパンマン電車!


↑これはおいといて、


高知を出発し、平野を走り、ガタンゴトンと山の中へ入っていきます。

15時5分 大歩危駅 到着!








こなきじじい!


駅前の梅ー


待合所。
囲炉裏と地球儀と駅ノート。
雰囲気でてます!


駅中の遊歩道にあるところ。
川沿いで、川へとは降りれなかたったー。


かずら橋とは、結構有名なところ。

人が、
「四国に行きました。」と一緒に、小便小僧の画像が載っているたらこのあたりです!
今回は時間がなく、大歩危駅でぷらぷらしただけー

15時54分 普通列車 阿波池田 行き 乗車ー



大歩危の隣駅は・・・


小歩危!こぼけ!

16時29分 阿波池田 駅到着!


大歩危駅の駅スタンプをここで押させていただきました!

そして、
駅前を散策。




17時35分 普通列車 琴平行き 乗車



琴平駅までの途中にある、坪尻駅というのが、秘境駅として有名で、
いまだにスイッチバック駅となっています。

 スイッチバック、坪尻駅の解説へ。

そんな秘境駅の通過を楽しむ感じで乗り鉄しまして、

18時18分 琴平駅 到着!



琴平とは、寺社、金比羅様で有名なところ!
ただ、到着が遅いので金比羅様にはいけません。
駅前を散策しまぁす。


琴電!


閉まっている。
何も開いてない・・・

夜の琴平はこわいなぁ

腹減ったぁー


なんとか、開いているうどん屋「いわのや」発見!!



くうぞぉーー!


ぼっかけとおでん!
ふぅ、お腹いっぱいで、徳島のうどんを堪能!!


そして、そして、
帰りの列車も近づいているので、
風呂でも入るかぁー!と、近くの銭湯へ!

あった、あった!

・・・えっ。

今日は月曜日!

がっかりしながら、琴平駅にもどり、

20時17分 サンポート南風リレー号 高松 行き





20時44分 坂出駅 到着



徒歩3分くらいにある、銭湯へ!

やなぎ湯!


 湯♪

さっぱり、したところで、
いよいよフィナーレ。


迎えに来たか。我を現実へと連れ戻す使者、サンライズよ。

 21時45分 サンライズ瀬戸 坂出 出発!


坂出駅にサンライズ瀬戸到着。
目指すは東京!


橋を渡り、闇を照らす。


サンライズの前にはムーンライト。


うふふー


相模湾でのサンライズ!
今日も1日始まるよー!




なんと、
この日は、京都あたりの人身事故での遅れの影響で約30分遅れでの運転。

そのため、通勤ラッシュにぶつかるということで、
東京へ急ぐ人は、熱海で乗り変えて新幹線へ無料で乗れることに。自分は乗り換えず。

そして、小田原にも臨時停車を行い、ここで下車。
乗りなれた列車で家路に着きました。

このサンライズは結局、品川行きとなり、最終的には60分程度の遅れで品川に着いたとか。

旅は、色々起こりますね。


こうして、僕の「周遊きっぷ」を使おう!と思い立ち、
実際に使った、旅は終わりました。

思い立てば、実行できるものであり、
サンライズに乗れば四国なんてすぐそばだなぁーと感じまいた。
以前、四国に青春18きっぷで向かった時は、松山まで23時間くらいかかりましたし(笑

ただ、周遊ゾーンを乗り倒すのに必死でちと有名なところは、
前半に行った、松山城や道後温泉程度で後半は乗り鉄ばっかになってしまったので、
その行きそびれた観光スポットに今度、いかなければならないですね!

リベンジ!

中村をもっと観光したい\(^o^)/


ちゃんちゃん




おわり


 おまけ

駅スタンプちょっぴ公開!



中村駅!


あの坪尻駅!


窪川駅 土佐くろしお鉄道 と JR四国!


 


予讃線が山間部を走り内子線を通る秘密




予讃線の本来のルートは瀬戸内海沿いにあり海沿いの方が眺めが良さそうなのに残念!

内陸のほうを走っているのは速達性を高めるためですね。


そして、内子線なんですが、
本来は五郎駅から出ていた盲腸線といわれる、さびしい路線でした。
しかし、短絡線の一部に組み込まれ、いまや大活躍!

内子線はもう予讃線の一部なってしまっているような線なので内子線を予讃線に編入しようとしたんですが、
内子線は地方交通線、予讃線は幹線という取り決め上の問題で、
予讃線とならず、そのまま内子線となっています。

つまり、予讃線〜内子線〜予讃線という経路をとるんですね。
乗っていると特にわからないのですが(苦笑)

まぁ、そういうのを知るの鉄道旅の醍醐味でもありますね!


 ↑内子線あたりの本文に戻る



土佐くろしお鉄道のループについて


土佐くろしお鉄道にはループ状のトンネルがありまして、それをぐるりんとします。


点線部はトンネル。

画像、中央のループ分かるでしょうか?

これは、標高を稼ぐもので、ここではループを通ることで約40m登ることになります。
鉄道は急な坂を登れないので、こうして標高をクリアしていくんですね。

ちなみに、今日は、荷稲方面からからループへ向かい、標高をあげ、ぐるっとして、
若井、窪川の方へ乗りました。




その途中!ループを登り切った後、下を望むと・・・



さっきまで走っていた線路はこんな下に見えます!
山に突撃していって、山の中をぐるりとループして、ここに出てきます。




少し、旅の流れとはずれますが、
このあたりも色々と撮ったので一緒に紹介します。

窪川、若井のほうから乗って宇和島・半家の方へも行きました。
ループは通らないのですが、分岐を撮りました。








これを右に行けば、もと来た、中村の方へ
左に行けば、宇和島・半家方面のJR予土線です。



分岐して、しばらく並行して、



別れていきます。

こうして、このあたりで、乗り鉄を楽しんでおりました。


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坪尻駅のスイッチバック解説!



こんな感じになってます。

しかし、今回は電光掲示板にあるように残念ながら通過してしまいます。
もし、停車するとなると、こんな感じに行ったり来たりしなければいけないので、大変なんです。




琴平の方から来て、
坪尻に停車して、阿波池田に出て行くとなると、




てな、わけで、
今回は、


と通過してニューん行くわけです。

先頭からの写真をどうぞ。


坪尻駅手前のトンネルと抜けると右手にスイッチバックが見えてきます。


右手から合流してくるのがスイッチバック。


見える信号は、スイッチバックする列車用の信号。


ポイントと左手に駅が見えます。


ここで左に入らなければ、駅に停まれません。
しかし、今回は直進(通過)します。


バイバイ坪尻駅。

 ↑坪尻あたりの本文へ戻る

そもそも、周遊切符とは何か?と簡単に説明



 まず、3枚の切符に分かれます。
 
  ・ゆき券・・・・・乗車する駅からゾーンの指定されている入口駅までの乗車券

  ・ゾーン券・・・周遊するゾーンの切符です。(特急も自由席なら乗れます)

  ・かえり券・・・ゾーンの指定されている出口駅からゆき券で乗車した駅までの乗車券

 この3枚で一応、周遊きっぷとしては購入完了ですが、
それだけでは、寝台特急や、そのゾーンへ行くまでの特急は乗れないので、
寝台券や特急券などを他に購入するのが、普通なのかと思います。

また、ゆき券、かえり券共に、入口出口駅から201km以上なければならないので、
四国の近場から乗車して、この「四万十・宇和海ゾーン」を使用することは出来ません。

今回の場合、

  ・ゆき券 東京都区内〜松山

      


  ・四万十・宇和海ゾーン券
 
     


  ・かえり券 高知〜東京都区内

     

 以上の3枚が周遊きっぷとして購入です。

東京都区内から、
  ゆき券 9,520円
 ゾーン券 4,260円
 かえり券 9,260円

合計23,040円となります。


 さらに、寝台特急サンライズや四国でのゾーンまで乗るために、別に特急券などを購入します。

今回は、
  
 ・東京〜坂出の、サンライズ瀬戸ノビノビ座席 3,660円

    



 ・坂出〜松山の自由席特急券 1,050円(サンライズからの乗り継ぎ割引き)

    



 ・高知〜坂出の自由席特急券 890円(サンライズへの乗り継ぎ割引き)

    



 ・坂出〜東京の、サンライズ瀬戸ノビノビ座席 3,660円

    

 などなどで、計9,260円

周遊きっぷと合わせて、32,300円の切符購入となります。

 周遊きっぷを使うとなると、購入するのが少し大変ですね。

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「周遊切符、サンライズ瀬戸で行く、四万十周遊の旅」(2013.3.2〜5)



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